今週のお題「名作」
モモちゃにとっての名作は…なんでしょう。
考えちゃダメ、悩んじゃダメ😖
素直な気持ちになって
一番最初に頭に浮かぶ思い出の名作は…。
モモちゃが10代の頃テレビの再放送で見ました。このドラマを名作にあげる方は他にもいるのではないかと思います。
リアルタイムで放送されたのは1976年〜1982年。3話で構成されたお話しが第3部まであり、スペシャルを入れて全13話ありました。
出演は鶴田浩二さん、水谷豊さん、森田健作さん、桃井かおりさん、他。
そして、ドラマのOSTはミッキー吉野グループ(ゴダイゴ)でした。
感受性の一番強かった時期に見て、自分のものの考え方や行動に影響を与えたテレビドラマです。
鶴田さん演じる吉岡司令補のセリフは、今でも記憶に残っています。
「迷惑をかけることを恐れるな胸を張れ」
「お前が一生かかって暴いても、まだ裏はあるんだ」
「建前を言う奴は、腹の立つものだ。殴られるぐらいは仕様がない」
「人間はそんな甘いもんじゃないぞ」
他にもありますが、どのセリフも、モモちゃの生きていく上での処世術になった気がします。
フィクションの世界ですから、それを指針にして実人生を生きていくと矛盾を感じることもありますが、それでも、それを受け入れて生きたいと思えるほどの心に残る言葉でした。
水谷さん演じる陽平や、森田さん、桃井さん、
柴敏夫さんと同じ目線になって、鶴田さんの言葉に耳を傾けてたと思います。
ドラマの影響もあって、警備員(ガードマン)の仕事もやりました。市場の夜勤警備でしたが、制服と制帽でキメて敬礼!懐中電灯🔦を持って深夜の長い廊下をカツン、カツンと歩く靴の音はドラマとダブり、自分で自分をカッコいい〜って思っていたと思います。
あまりにハマって、普段も制服着てました^^;
音楽も良かった!
ゴダイゴがまだ全国的に認知される前の、ミッキー吉野グループが音楽を担当しました。
ドラマ同様に、このOSTを名作名盤にしている方もいると思います。
今でもネットで高値で売られていますよね⁈
今自宅には、DVD、サントラCD、原作本があります。ビデオ(VHS)もありましたが、デッキが壊れた後、仕舞い込んでいたのをネットに出品したら完売。たぶん…!購入してくれた方は永久保存版として大事にしてくれてると思います。
ずいぶん後になって年配の方に聞いた話しですが、あの頃の若者は山田太一の「男たちの旅路」か、倉本聰の「北の国から」かに嗜好が分かれていた、と聞いたことがあります。
そうなんですか…?
真偽はわかりませんが、ドラマ「男たちの旅路」はいろんな世代の人たちに影響を与えて、愛されてきたドラマだと思います。
この記事を読んで、ふむふむと頷きながら読んでくれた方や、自分はこうだったなぁ…と、思い出しながら読んでくれた方もいると思う。
「男たちの旅路」
モモちゃにとっての名作です。
※このドラマの原作者、脚本家の山田太一さんは昨年11月にお亡くなりになりましたが、2014年の日本記者クラブのインタビューで、こんなことを言われていました。
「人には誰にもマイナスな部分があって、そのマイナスを背負って生きている。でも、そのマイナスは、実はその人の財産であり、生きていく上での栄養になる」
モモちゃは、依存症というマイナスを背負って今生きています。今も、そのマイナスによって辛さや生きづらさを感じることがあります。
でも、だからこそ同じ生きづらさを抱えた人たちの思いが理解できます。
今は、背負ったマイナスを財産と感じ、日々栄養にして生きています。
山田太一さんは、素晴らしい名作ドラマと良い名言を残してくださいました。
ずっと伝えていきたいです。