８月末日、まだお米買えてない…⁈
最初、X（Twitter）でスーパーのお米売り場に米がないというポストを見たのは７月だったと思います。
月に二回、５キロのお米と２キロの玄米を買っているモモですが、そのポストを見た時にはまだ近くのスーパーにはお米がありました。いつも買う品種はなかったので別の品種にはしましたが、商品棚にはいつもと同じだけのお米が陳列されていて、ウィークエンド割引価格で販売もされていたと思います。
その後テレビなどで「令和の米騒動」としてすべてのメディアが取り上げ始め、その理由を説明していましたが、なんだか聞いていておかしな感じがしました。
【インバウンドの影響と昨年の不作⁈ 】
すべてのメディアがこれを繰り返し放送し、ネットで検索してみても似たような理由が数多く見受けられました。ところが、youtubeやSNSを見てみるとその理由はまったく違うようでした。
【お米はある、ない訳じゃない】
米農家さんやお米の流通販路に詳しい人のyoutube動画やSNSを見てみると、メディアで言われていることは事実無根でお米はあるとのこと。米農家さんの動画では、例年より不作だったのは間違いないが、ある特定の地域が不作だっただけで、通常より僅か数パーセントの被害でお米が足りなくなるほどの大不作ではない。同様にインバウンドもまったく問題にはならない。問題は需要と供給の間にある販路と、よく調べもせずに殊更大袈裟に報道するメディアに原因があるようでした。
【では、何故スーパーにお米がないの？】
モモは、お米がないと騒がれはじめてからスーパーに買物に行くと確かになかった…。あるのは玄米ともち米、チンチンご飯。自宅近くのスーパーや卸問屋など数件梯子しましたが、「お一人様一点まで」「入荷日未定」のポップ広告があるのみで、お米はどこにもありませんでした。しかも先程までお米があったらしき空の陳列棚には、かなり割高な値段の表記がされていました…。X（Twitter）にはお米を探している人や、ここにあるよと教えてくれるようなポストが頻繁に見られるようになったと思います。
それに加え政府の無策と備蓄米のこと、減反政策や輸入米のことが、youtubeやXなどで訴えられていました。マスメディアとは方向性も温度差もまったく違ってます。
これも米農家さんが言われてたことですが、米がない状況は都市部であって、全国的に不足している訳じゃない、メディアが繰り返し煽ることで消費者が買いだめをし、スーパーからお米が消えることになっているようです。あとお盆がありましたよね。小売店や卸問屋が休む時期的なタイムラグもあったようです。
【メディアの情報に惑わされない】
テレビに始まりテレビに終わる。メディアはよく調べもせずに、井戸端会議的な知識で情報を繰り返し繰り返し放送して消費者の買いだめを促し、品薄感を感じ、出し惜しむ供給側がいたことが原因なのかと思いました。
もちろんメディアは根拠のない情報を垂れ流した責任をとることはないです。終わってみれば何事もなかったかのように知らぬ顔をします。そして、新たに危機感を煽り数字が取れる話題をモノトーンに放送する。
メディアの情報はよく吟味して惑わされないようにしましょうネ！
９月になりました。
この記事を書いている最中に近所のスーパーでお米を買うことができました。お一人様一点でしたが、二つ残っていたので一つ買うことができました。いつもより１０００円以上は割高でしたが、まだ玄米も残っているので秋までは凌げると思います。
そうそう、今の品薄感を利用して儲けようとする輩もいるようですね。儲けてもたかが知れてると思うけど…。モモに言わせればそういった輩は「お金依存症」なんだろうネ。
