モモは若い頃音楽を生業にしていた時期がありました。その時にお世話になった大先輩のKさんがよく言われた言葉があります。
「日本人はテレビが神様だからね」
Kさんはアメリカ人です。日本の音楽業界ではバンドで一時期大活躍されたのですが、メンバーの大麻事件などで活動休止。その後、ソロやバンドの再結成で音楽活動をしておられましたが、ずいぶん前にお亡くなりになりました。
Kさんが言われたその言葉、モモは頭では理解しつつもわかったようなフリをしてよく考えず聞き流していました。でも、今はその言葉をリアルに感じていて、とても危惧しています。
芸能界や政治的なことだけじゃないですが、最近のテレビのモラルの低下や偏向報道はいかがなものかと感じています。昔からですか⁈
モモがやっと気づけた⁈
モモはテレビっ子だったからね。
今のメディアのあり方に、疑問や疑惑を持っている人はたくさんいると思いますが、どうですか⁈
テレビなどのマスメディアは、人間を特定の方向に誘導できる強力な力を持っていると思います。洗脳とまではいかないものの、テレビは真実がどうなのかをわからなくしたり、人に刷り込まれた偏見をさらに強めるために働いたり、こうあってほしいという偏った指針を更に強化させたり、ニュートラルな思考をできなくしてしまってると思うょ。
そもそも日本の教育そのものが暗記教育で、思考教育をしてないと言われていますよね⁈
モモもそう思いますし、モモもそんな教育を受けていた当事者です。知らなかったじゃ済まされないことをたくさん知らなかったです。薬物の事も依存症の事も知らなかったし、テレビなどのメディアの情報を鵜呑みにしていました。
アドルフヒトラーの言葉があります。
「統治者にとって何という幸福であろう、人間がものを考えないとは」
「そしてもう一つ大変素晴らしい秘密の楽しみが我々に与えられる。すなわち我々の周囲を取り巻く連中が、自分が本当はどうなったかを気づきもせずにいるのを見る楽しみである」
恐ろしい言葉ですよね⁈
ヒトラーの時代、自己を抑制して何も考えず命令に従うような人間を作るための教育が正しい教育という考え方があったそうです。統治者が統治しやすくする為の教育が、生まれて間もない子供の時期から行われていたそうです。今はそれが「闇教育」と言われていて、第二次大戦で何故あんな非道なことを人間ができたのかは、教育に要因があると書かれた本を最近読みました。日本でも軍国主義教育がありましたよね。問題を教育問題に広げるとまた長くなるので、また別な記事で書きたいと思ってます。
兎に角、テレビ!報道!メディア!
食う為のお仕事でしょうが、メディアの人間には大きな責任があると思います。
疑惑と闘うそぶりを見せながらその裏では忖度があったり、そもそも疑惑は明らかなのに見せないようにしたり、偏見まみれの人間に好き放題に喋らせり…。依存症当事者のモモとしては、テレビに映し出される覚醒剤や注射器の映像や、お酒のCMはいかがなものかと思います。
都知事の報道にも問題があると感じています。
報道には出て来ない身の回りの弊害を放置したまま立候補してる現職と、それを批判する立場から立候補する政治家の二者択一にメディアはあきらかに誘導しているように見えます。立候補者は50人以上いるのにも関わらず、女性二人の対決ドラマを作り上げていると思います。
体制に都合の悪い人間はテレビから消されて、偏見と欲にまみれ自身を守ろうとしている人たちが、テレビを使って承認欲求を満たし、社会を惑わせていると思います。メディアのすべてがそうだとも思いませんが、朝から朝まで流れてるモノトーンのような報道に危機感を感じてしまいます。
テレビや新聞などのメディアは昔からそうだったの?それともモモがやっときずいたの?
若い頃は無関心をきめてたと思う。
知らぬが仏で生きていける時代はもう終わりだよね⁈
テレビは神様じゃないよ。
テレビに携わっている人たちは気づくべきです。自分たちが持っている力とその利用の仕方を今一度考えるべきだと思います。
そしてテレビを見る人たちは、テレビなどのメディアは人を惑わせ、まったく信用できる情報だけが放送されている訳じゃないことを心にとめて、しがらみのない正確な情報を吟味して頭で思考して行動する。
まずは選挙に行きましょう。
一番簡単で、選挙権がある人なら誰でも出来ること。社会を変えるためには社会に参加しなくちゃね。
モモはまだ決めていないけど、選ぶ基準だけは決めてます。誰にするかじゃなくて、誰にやらせたいか…そういう目で立候補者を見て選びたいですね。
選挙、一緒に行こうネ!