薬物にはそれぞれ違う薬理作用があって、一般的には覚醒剤やコカインなど気分をハイにさせるものをアッパー系、そしてヘロインや大麻など気分をリラックスした状態にするものをダウナー系と分けるそうです。他にもLSDなどの幻覚剤もあります。ちなみにアルコールはダウナー系ドラッグ。
アッパー系、ダウナー系といってもハイ&ローではなく、どちらも脳内の報酬系ホルモンに作用して快感や多幸感へと導く薬理作用があると思います。
ヘロインなどは使用はもちろんなく、見たこともないですが、それを使用して得られる多幸感がヘロインの醍醐味であり、それ以上それ以下でもないと理解しています。（モモは経験ないのであくまで主観）
一方、覚醒剤などの依存薬物は、それ単体を使用するだけで依存するのではなく、覚醒剤を使用した状態で何かをすることによって強度な依存状態が作られていると思います。
覚醒剤の場合、例外もありましたが、モモの知っているかぎりほとんどの人がセックスとワンセットて依存していたと理解しています。
性依存症（セックス依存症）という病気もありますが、それとは別に考えた方がいいと思っています。
モモが依存症専門病院に初めて行った時、最初に♀カウンセラーさんとの面談があったのですが、自身の使用してきた状況を話すと、「セックスとつながってると止めるのは大変だわね…」と、目を細めておっしゃったのを今でも覚えてます。
モモがダブル依存症と思うのは、２つをワンセットで依存していると思うからです。
よく、「薬物を使用してセックスすると戻れなくなる」とか、「普通のセックスが出来なくなる」って聞きますが、あれはある意味本当のことだと思うよ。
NAに来てた依存症のおじさんが、「もう自分は性的な興味も湧かないから、薬には手を出さないよ」と、言ってましたが…。
どうなんだろね🥹
