薬物依存症からの回復を目指す

モモちゃの言いっぱなし!

抵抗勢力

先日、衆議院選挙がありましたね。

X(Twitter)を含むYouTubeなどのネット上には、日本の将来を憂う書き込みや動画が溢れ、日本を変えていこうとする内容の啓蒙や裏金問題などの現政権の悪弊の中、行われた国政選挙だと思います。

モモも選挙に行きましたが、日本を変えたいという民意は反映されてはいるものの、日本の現状を変えていけるような結果にはならなかったと感じています。様々な問題で落選した人たちは烏合の衆であり、日本をコントロールしている者たちには想定内の結果であり、肝心なところはしっかり押さえているんじゃないかな...。

これをまったく変えていくためには投票率のアップが不可欠ですが、今回は戦後三番目の投票率の低さだったようで、反発と無関心に誘導された人たちを責める声も聞こえてきます。

裏金議員も当選、神奈川のクシャおじさんも当選、何も変わらない、変えることができない。

モモは抵抗勢力の強さを感じています。

どうすればいいの?

YouTubeである人が言っていました。

 

世の中すぐには変わらない、あきらめないことが大事!

 

そもそも裏金議員を公認か非公認かでメディアは騒ぐように誘導していましたが、そこが問題ではなく逮捕されて裁かれる案件じゃないですか?!

選挙云々の事案じゃないですよね?

江戸時代なら切腹でしょ?!

問題を掏り替えてメディアの力で誘導し、政治をコントロールする者たちの想定内の結果になる。どこかの政党が言ってましたが、まさしく茶番だと思います。

最近頻繁に起きている闇(病み)バイトなどの犯罪は、変えることのできない今の生きにくい世の中が反映されているような気がするのモモだけかなぁ...。

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闇バイトで逮捕された者たちは裁判を経て実刑になれば刑務所に入る人もいると思いますが、刑務所に入れば問題は解決されますか?

モモはそうは思いません。

懲役経験のあるモモには、刑務所はとても改心できるような場所だとは思えませんでした。

懲らしめるという事では理に適っているところはもちろんありますが、問題の解決にはならないです。

人は母体から犯罪者として生まれてくるわけじゃないですよね?

犯罪に至るまでの経緯が誰にでもあるはずです。

 

2025年6月から刑法の改正が行われて、懲役と禁錮を一本化して拘禁刑というものになるようです。詳細はまだわかりませんが、懲らしめから更生、再犯防止に力を入れる改正とのこと。

懲役作業よりも、社会復帰のためのスキル、再犯防止のための指導を重視するようです。

その準備のためか、受刑者を「さん」付けで呼んだり軍隊みたいな行進もなくなるようです。

モモがいた頃はその筋の人がそのまま刑務官になったんじゃない?! って、オヤジばかりだったからモモには想像できないことですが、全国的に改革されるみたいですね。

本当に...? あのべらんめい口調のオヤジが受刑者を〇〇さんなんて呼ぶかい?!

行進しないで、ダラダラと歩くのかい???

でも実はずいぶん前から改革の先駆けになるようなPFI刑務所というのがあったんですよね。

モモが服役する以前からあったようです。

官民協営で、アメリカで再犯防止に成果があったモデルなので日本も取り入れた感じですね。

その刑務所はまさしく再犯防止のためのカリキュラムが重視されていて、名称も〇〇刑務所などではなく、地域名に「社会復帰促進センター」を添えた名称になっています。

最近読み終えたノンフィクション、坂上香さんの「プリズンサークル」に、そのPFI刑務所で行われている更生プログラムのカリキュラムの内容や、受刑者がどのように受け止めているかが書かれていました。

カリキュラムは、モモが今現在やっているNAミーティングに似てるところもありますが、刑務官立ち合いの中で行われているので全く縛りがないという訳じゃないようですが、受刑者によってはそのカリキュラムが更生や治療に結びついているような内容も感じられました。

ただ、その本の最終章に書かれていたことが気になります。

 

変革をしようとする時には必ず抵抗してくる勢力がいることです。

 

受刑者の社会復帰を促そうとする人たちと、今まで通り懲らしめることに重きを置く人たち。

懲らしめることで問題は解決しないのは理解していても、その先に踏み込めない人たち。

そこにあるのはなんだろう...怒り、憎しみ、復讐、嫉妬、利権、懐柔、名誉...それともモモの知らない何か?

 

モモが思うのは、あきらめないこと!

世の中すぐには変わらない、でも、あきらめたらそれで終わり。

モモの依存症もあきらめないことが大事、NAに通っていることで10年掛かってようやくやめ続けることが普通になった方を見ていると、それを身に染みて感じています。

プリズンサークル 坂上香 著